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IMAGINE

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「アイデンティティのない、、」


アセンション・シリーズ レッスン10:
「アイデンティティのない状態から新しいアイデンティティへ」
クリムゾン・サークル 2002年6月1日
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トバイアス: そしてまた、親愛なる友たちよ、親愛なるシャーンブラの皆さん、私達はこのようにこの私達のサークルに集いました。ここにいる皆さんの身体や魂のエネルギーは愛に満ち、そして力強く、そして我慢強いものがあります。あなた方の歩んでいるアセンションの道は、あなた方の思っていたものとは違っています。そんなに容易くはなかったと思います。しかし、あなた方は続けています。あなた方の旅を続けています。あなた方の本質の内にある愛と献身(commitment)のゆえに私達が提供しているレッスンを続けています。
ヴェールのこちら側ではあなた方の献身を感じることができます。それは、濃く深いものです。あなた方の愛とエネルギーは濃く深いものです。あなた方の続けていこうとする願望はとても強いものがあります。それには、ある休止を取る時点がやって来ます。これは、あなた方がリラックスして静かに座る時です。あなた方は苦闘や試練、そして感情的、肉体的苦痛を解放することができます。それはただ、あなたのファミリーである者達の愛を受け取る時です。

私達が一緒にここにいるこのしばらくの一時、私達の愛にあなた自身を開くことをお願いします。あなたの人間の生活の試練から、少し休息をとるようにお願いします。あなた方の旅路でリフレッシュの一時を取り、仏陀が木の下で座っていたように、木の下に座り、日陰を楽しむようにお願いします。この時をあなた方のエネルギーを回復する時としてください。

あなた方と一緒にこのサークルにいる間に、これから私達はしばらくワークをします。エネルギーを動かします。私達は、あなた方が人生の中で十分に値するほどの愛をもたらします。親愛なる友たちよ、私達はあなた方の旅の一部は愛を諦めることだったことを知っています。それは、この生涯もしくは他の生涯であるかもわかりませんが、過去にとても親しい人達を諦めることでした。あなた方は、内なるスピリットと本質にフォーカスするために、人間関係の親密性を諦めてきました。

ひょっとしたら、それは、あなたの人間としての家族でもあったでしょう。ひょっとしたら、それは、あなたの連れ合い(mate)であり、時には多くの連れ合いであったかも知れません。ひょっとしたら、それはあなた自身の子供達、もしくは本当に親しい友達でもあったでしょう。彼らはあなたから引き離されたのではなく、むしろあなたが彼らを解放したのです。あなたは彼らを解放し、そうして自分自身の道のりを続け、あなた自身の神性をもたらすようにしたのです。

しかし、私達にはこの他の人達からの直接の愛、熱情的な愛がないということは困難であったことが分かります。良く分かります。それゆえに私達は、あなたのところへ、ファミリーとして、あなたをサポートし、激励し、心から愛し、あなたをとても良く理解している者として今来ているのです。私達は今あなた方のところへ来て言います。「ただリラックスしてください」 あなた方は今、友たちとここにいます。あなたは今、シャーンブラと、このサークルにいるあなたと参加するためにあらゆるタイプの次元から来ている天使達と一緒にいるのです。

あなた方のしている仕事ゆえに、どんなに私達はあなた方を愛していることか! あなた方のしている仕事ゆえに、どんなに私達は敬服していることか! もうそれ以上言うことはありません。それは私達がもたらしているエネルギーであり、愛です。

そして、そうです、今ちょうどそのことを尋ねたあなたに言っているのですが、そうです、このことも変わっていくでしょう。あなたの人生における愛や人間関係も本当に変わっていくでしょう。しかし、それは今まであなた方が知っていたものとは違うものになるでしょう。それはあなた方のいくらかの人には本当に喜びとなるでしょう。それは違うものになるでしょう。新しいタイプの愛になるでしょう。そのことはレッスン8でもお話ししました。

それはそれ自体完全な愛であるでしょう。というのは「あなた」はあなた自体で完全なのですから。それはまた、アジェンダ(なされるべきこと)のない愛となるでしょう。その愛は古いエネルギーの中でそうであったような二元性のもう一方の側面ではないでしょう。それはそれ自体完全であり、十分な、真の愛でしょう。それはあなたを愛の目的のみに引きつけるでしょう。愛のため「だけ」にあなたを引きつける誰か別の人との人間関係を想像してみてください。それは、アジェンダ(なされるべきこと)についてのものや、あなたの感情の裏のポケットに入ろうとする誰かについてのものではないでしょう。ただ、愛だけのためのものです!

親愛なる友たちよ、私達は共にいる今の時を大切にしています。今日もたくさんお話しすることがあります。この瞬間はとても貴重で、こういう時はあまり他にはありません。私達は、あなた方、シャーンブラの非常に多くが今とても自分の生活で忙しいことを知っています。私達は、あなた方、シャーンブラの非常に多くがまた人生に途方に暮れているのも知っています。今日はそのことをお話しします。私達は、あなた方の内側と周り中で二元性がそのスピードを速め、このようにスピリットと、自己と、シャーンブラと共に座る時間をとることもほとんどできないことを知っています。

今のここでのエネルギーは増大し、強くなりつつあります。向こう側からの戸口をくぐり抜けてきている訪問者がいることが、あなたの神性の感覚を通して感じられると思います。この「第二サークル」にあなた方と共に座り、観察し、愛し、サポートするために多くの訪問者達が来ています。そして、その中でも二人の者達が今日、このサークルに参加し、興味深いエネルギーを携えて来ています。

本当に、このエネルギーの増大を感じられる人達にとっては、とても良く知っている者であり、この「新しいエネルギー」ヘの旅路でそばに付き添ってあなた方を導き、歩んだ者であり、メタトロンと呼ばれる者が今日再びここに来ていることを既に気づいておられるでしょう。メタトロンのエネルギーはとても他のものとはかなり違っています。

変わったのはメタトロンではありません。親愛なる友たちよ。変わったのはあなた方です。メタトロンのエネルギーは以前のようにあなた方に衝撃を与えなくなりました。あなた方にバランスを崩させることもなくなりました。轟音をたててやって来ることもなくなりました。今では、彼はずっと快適なものとなり、ずっと優しくなり、しかし、今もなおとても強烈ではあります。メタトロンのエネルギーの強烈さは、あなた方自身の旅路の強烈さとなって現れています。しかし、メタトロンはあなた方についてお話しする、そしてもはやもう前のあなた方でないことをお話する今日のレッスンのために来ています。

メタトロンのエネルギーがこの部屋で増大しています、あなた方一人一人と共に増大しています。しかし、親愛なる友たちよ、今はそれにずっと親しみを感じるようになったはずです。メタトロンがとても近くまでやって来ましたから。メタトロンは「あなた方」なのです! メタトロンはスピリットの中のあなた方の声なのです。

メタトロンはヴェールの向こう側のエネルギーのバランスを保持して来ました。メタトロンは「アークのオーダー」の中のとても聖なる寺院でエネルギーのバランスを保持していました。安全で、安心できる、とても聖なる寺院です。この寺院には滅多に入れませんでした。そこはメタトロンがあなた方自身の神性のエネルギーの一部を注意深く見守っていたところです。そこはとても神性で、とても純粋な - 「純粋な愛」でもありますが - 適切な時が来るまで、スピリットの中のあなた方の声、メタトロンによって見守られながら、あなた方の一部が待ってきたところです。メタトロンはこのアセンション・シリーズを通して私達とずっと一緒に歩んで来ました。

メタトロンは今、彼のエネルギーを地球のレベルに直接もたらせることができるようになっています。これは今まではできないことでした。できなかったのです。メタトロンは彼のエネルギーをこの空間に、このサークルにもたらし、今私達の中に加わることができます。そして、本当に、彼のエネルギーが今ここにあります。

今日、このメタトロンのエネルギーを感じてください、外側の存在としてではなく、何か別の男性の天使のエンティティとしてではなく。まさにあなた自身の神性として、メタトロンの名で、メタトロンの集合的エネルギーとして感じてください。あなた自身をメタトロンの中に感じさせてください。そしてメタトロン自身をあなたの中に感じさせてください。その融合が起きるのを許してください。

あなたの神性、そしてスピリットの中のあなた方の声のシンボルであるメタトロンが、今私達と共に加わっています。メタトロンは、あなた方の神性であり、かなり試練に満ちたあなた方の旅路の途中で、私達が一緒に共有しているこの時の中であなた方に休息をとらせています。メタトロンは、あなたをあなた自身の神性の手の中に置かせ、しばらくの休息でエネルギーを回復させ、あなたの身体、あなたの感情、そしてあなたであるものすべてを蘇らせています。

おお、親愛なる友たちよ、あなた方は本当にそのエネルギーを受け入れています。この部屋中から、一緒に座っているこのサークル中に私達はそれを見ることができます。あなた方は本当に開きつつある花のようであり、あなた自身の神性を今、受け入れています。

今日のレッスンにはもうひとり参加しています。彼は今、前に進み出ています。それはあなた方がとても良く知っているエネルギーで - 何と言うか - あなた方が「ボス」と呼んだ者です。とても親しみのあるエネルギーです。時には彼に対してとてもフラストレーションを感じました。もうすぐあなた方はここで私達が言っていることが分かります。ある意味で、彼はあなた方にとって、とても親しいファミリーから来ているある種のグループ・リーダー、あるいはガイドです。この時はあなた方にとってのもう一つのターニング・ポイントであり、移行の時なので、彼は今ここにやって来ました。

大天使ミカエル(Archangel Michael)のエネルギーを歓迎してください。この「新しいエネルギーの教室」ではあまり目立った存在ではありませんでした。今までも主たるゲストであったことはありません。しかし、今日このレッスンのためにやって来ました。あなた方がしばしば呪った剣を携えて来ました。大天使ミカエルの持っている剣は燃えているようにまばゆく彩飾されて輝いています。彼が加わるには今は適切な時です。今までは適切ではありませんでした。

大天使ミカエルについて少しお話ししましょう。彼はあなた方に、私達が話すとき、彼のヴァイブレーション(波動)にただ心を開いてほしいと言っています。ミカエルは、ある意味で、あなた方一人一人の責任を担っています。ミカエルは、多くの異なったレベルであなた方がとても親密にワークしている者です。宇宙の「新しいエネルギー」を成し遂げる努力の中で「アークのオーダー」が形成されたとき、あなた方とワークし、あなた方を訓練するのを助け、ずっと遥か以前に始まった地球へのあなた方の旅を準備する助けをしたのはミカエルでした。

ご存じのように、ミカエルは人間の形態をとったことがありません。彼は、あなた方と共に、地球と、人間の生体と、人間の意識のテンプレート(鋳型)を創り出す助けをした建築家です。ミカエルは、ある意味で、あなた方が「アークのオーダー」を去って地球にやって来る前の訓練教官でした。ミカエルは、あなた方一人一人に「真理の剣」、あなた自身の旅のシンボルを手渡した者でした。その剣はあなた自身の意識と、あなた自身の生体の一部で、あなたがあなた自身の真理を見出すための旅に出る前にミカエルから与えられたものです。その剣は地球にやって来る前にあなたに与えられたのです。それは今までずっとあなたであったものの一部でした。

あなた方にあなた方の聖書や聖典を教えた人達は、ミカエルの物語について、彼がどのようにサタン、あるいはルシファーと天界の大戦争で戦ったかについて語っています。ミカエルは天界からサタンを追放したと。親愛なる友たちよ、その物語にはいくらか混乱しているところがあります。なぜかというと、その話の中でサタンである者は本当はあなた方だからです!(聴衆 笑、トバイアス 含み笑) しかし、それは悪魔としてそれを表現するために、より良い物語にしたのです。

「アークのオーダー」、あるいは「天国」と呼ばれるであろうところから去って行ったのは「あなた方」だったのです。あなた方を訓練したのがミカエルでした。あなた方に剣を与え送り出したのはミカエルでした。あなた方はどこからも追放された訳ではありません。この「天国」を去り地球に来ることを選択したのです。それを前もってそれに同意したのです。

本当の話をすると、あなた方の探究の意識のシンボルである「真理の剣」をミカエルがあなた方に手渡した時、彼の目には涙がありました。ミカエルには、それはあなた方にとって長い困難な旅になるであろうことがわかっていたのです。ミカエルは、夢の中で、あるいは別の意識状態の中であなたのところにやって来るとき、彼のことがあなたには分からない時もあることを知っていました。それが彼には哀しかったのです。

本当の物語は、サタンが天国から追放された大戦争についてのものではありません。あなた方自身が地球に来るために「アークのオーダー」から去ったことについてのものなのです。親愛なる友たちよ、それはあなた方が自分の真実を見出すための旅についてのものなのです。あなた方の真実はあなたの神性なのです。あなた方は自分自身でそれを見出さなくてはなりませんでした。あなた方は二元性の各要素によって、さらには、とても長い間、あなたをあなたの過去から隠し、あなた自身から隠し、私達からも隠してきた二つのとても強い力であるヴェールの要素によってそれを見つけなければなりませんでした。あなた方は - 何と言うか - とてもニュートラルな環境の中であなたの神性を発見するために地球へのこの旅へ出て行く必要があったのです。「真理の剣」はあなた方自身の旅を表しているのです。

今ミカエルが私達と共にいるために来たことは不思議ではないとは思いませんか? 彼は、あなたのトレーナーであった者として、長い間親密にあなたが絆を持っていた者として来ています。ミカエルは今日このレッスンに、これがある種の卒業式のようなものでもあることから来ています。彼はあなた方を解放するためにここにいます。あなた自身の内なる真実を見出す最後のエネルギーの時に至ることができるようにです。

メタトロンとミカエルのエネルギーがここであなた方に栄養を与え、そしてあなた方がくぐり抜けて来た忙しいアセンションのプロセスでしばし休息がとれるようにしています。

親愛なる友たちよ、あなた方とのレッスンの中で多くのことをお話ししてきました。既に二つのシリーズ(ニュー・アース・シリーズとクリエーター・シリーズ)を完了しました。さて今、アセンション・シリーズの結びの部分に近づいています。私達がお話ししてきたことのエッセンスを振り返ってみて頂きたいと思います。

確かに、あなた方がどのように「故郷」を去ったかのお話もしました。あなた方は壮大な冒険を求めて行った、「第一サークル」の外に自分のアイデンティティを見出そうと求めて行った、若い王子、王女だったのです。王位を継承する前に、自分が何者か発見したかったのです。

この3年間、私達はたくさんのお話をしてきました。低い塀の内側にいること、問題を「グレースのオーブン」に入れることについてのお話をしました。それはもはやあなた、あるいはあなたが自分だと思っていたものについてのことではないという事実をお話ししました。もはやあなたについてのことではありません。何かもっとより壮大なことがあるのです。

過去からのカルマからあなたを癒すということでもありません。あなた方が地球に来る前からのカルマを癒すことでさえもありません。それはもはやあなたについてのことではないのです。それは、あなた方がアセンションの状態の中で超越してしまいました。またとても多くのものを解き放つこと、それをグレースのオーブンに入れることをお話ししました。アジェンダ(なされるべきこと)を持たないこと、手放すことをお話ししました・・・おお、それはとても「古いエネルギー」の二元性に基づいているからです!

前回のレッスンでは、空白(void)について、空白に入って行くことについて、興味深いレッスン、興味深い概念についてお話ししました。そして、本当に、本当に私達はその「空白」という言葉をとても慎重に選びました。本当に、それはあなた方が「故郷」を去った時を思い起こさせるものでした。それには過去との関連性があります。あなた方が「王国」を去った時、あなた方は「空白」に入りました。

あなた方が二元性を去るとき、再び空白に入ります。というのは二元性を超えるものがまだ創られていないからです。あなた方がそれを創り出している者達なのです、親愛なる友たちよ。あなた方は「新しいエネルギー」に最初に入って行く人達なのです。あなた方は他の人達のために土台をセットしているのです。そして、本当にそれはあなた方が「王国」を去り、空白に入った時の過去の恐れ、記憶、心配をもたらします。

それで、この最近の約30日間、あなた方に古い感情が戻ってきたり・・・恐れを抱いたり・・・ひょっとしたら、後悔の記憶を蘇らせたり・・・今していることを心配したりしたかもしれなかったことは不思議ではないとは思いませんか? あなた方の多くの方が前回のレッスン以来、「これは何かのトリックではなかろうか? 自分は私であるもののすべてを解放しつつあるんだろうか? 自分自身を手放しつつあるんだろうか? 私は、他の者達に乗っ取られうる、あるいは闇の方に影響されうる場所に行くよう求められているのだろうか?」と考えました。

そして、ご存じのように、私達は言いました。「確かに、もしそれが本当にそれがあなた方がしたいことなら。確かに」 しかし、私達はあなた方がそうではないのを知っています。そして、私達はあなた方がこの光と闇の古いゲームを手放す用意ができていることが分かります。あなた方は、そのエネルギーを、もししっかりと二元性にしがみついていなければ何か悪の力に食い入られるだろうという恐れを手放す用意ができています。

それは古いことなのです、親愛なる友たちよ。それはもう当てはまりません。あなたを乗っ取ることができるエンティティはいないのです・・・できるとしたら、そう、ちょうど今質問した人に言いますが・・・時々、配偶者はそうしますが(聴衆 笑)。しかし、私達の側のエンティティはそういうことはできません。もし仮に、メタトロンやミカエルがあなた方を今、乗っ取ろうとか、食い入ろうとか、影響を与えようとしてもできません。誰にもです。あなた方は自分自身の神性を保持し、所有しているのです!

これまで、私達はたくさん、たくさんお話をして来ました。それらのエッセンスは、手放すことでした。過去を手放し、以前のあなたを手放し、習癖を手放し、パターンを手放し、本当に、去らせるのです。それは、あなた方の期間や定義では、ゆっくりした旅でした。どのように手放すかを学ぶのにこの3年間を要しました。私達の定義から見ればそれはほんの短い期間に過ぎません!

あなた方は何千年、何百万年、そしてそれ以上に遡る経験を手放しつつあるのです。それらのものはずっとずっと昔に築き上げられたパターンです。それが今あなた方が手放しつつあるものです。この3年間に渡るレッスンは、まさに手放すことに焦点があったのです。あなた方が見出しているように、「新しいエネルギー」の中には古い荷物は持って行けないのです。

そして、それがあなた方が今いる試練の地点なのです。願望が、とても強い願望があるのです。あるものを携えて行きたいという - 何と言うか -  あなたのアイデンティティの意識、過去からのあなたのアイデンティティの一部を携えて行きたいという願望です。これは、主としてあなた方があまり自分自身を信頼していないからです。

空白に入るということを聞くだけでさえ、恐れが内側に沸き起こります。それは「もし~だったらどうなるのだろう?」というようなあらゆる疑問をもたらします。「もしすべてを手放したらどうなるのだろう? 自分のアイデンティティが全く残らなくなってしまうのだろうか? 別のエンティティに食い尽くされてしまうのだろうか? 悪や闇の側に感化されるのだろうか?」 このようなあらゆる心配がやって来るのです。でも、それらは今は適切なことなのです。これらの感情や考えや心配を拒絶しないようにしてください。手放すことと空白に入って行くことは「新しいエネルギー」のプロセスの一部なのです。しかし、親愛なる友たちよ、それは今まであなたであったものを否定することではないのです。それはあなた自身の各部分を切り離そうとすることではないのです。

「アセンションの空白」は、あなた自身の内にある二元性と格闘することのない静かな空間です。この「空白」の中で、あなたはあなた自身のすべての部分にしばらく立ち止まり、しばらく静かなところにいるように頼むのです。そこは、あなた方があのビー玉 - 白と黒と灰色のもの - に静かになり、そしてあなたの神性のエネルギーの誕生を感じるよう頼むところです。そこは、あなた方が人間のマインドの限界の中で物事を解明しようとしないところです。

「アセンションの空白」の中では、あなたは神性のマインドがやって来るのを許すのです。それはあなた自身のものです。あなたは自分自身に耳を傾けています。あなたはただ、しばらくの間、二元性を棚の上に置いているだけなのです。あなたには、「あなた」の「新しいエネルギー」、「あなた」の神性の味がわかってくるでしょう。この中の多くの方は既にその感覚を経験しました。そして、それはほんの始まりなのです。

「そうすべきか/そうすべきでないか」という懸念やつきまとう疑いを脇へ退けておいてください。それらをしばらくの間、退けておいてください。空白の内にいてください。そうすると、あなたのものである神性が、あなただけの神性が現れることができるのです。それが私達の言っている「空白」なのです。あなたは、あなたの神性がやって来ることができる通路をきれいに掃除しているのです。

それとワークを続けてください。あなたが課題を休止状態に本当に置くとき、懸念のひとつを本当に休止状態に置くことができるとき、何が起きるか感じてみてください。それから、あなたの神性はあなたに語りかけることができるのです。二元性の細かなことにあまり囚われないので、あなたにはそれが聞こえることでしょう。

さて、二元性のことをお話ししましょう。それは「第一サークル」の外であなたのアイデンティティを知っていたのと同じくらい長い間存在していた「2」のエネルギーです。それが、私達が度々お話ししてきたように、今変わりつつあるのです。私達は「2」のエネルギーから「4」のエネルギーに進んでいるのです。あなた方は、あなた方の周りのすべてにそれを見るようになるでしょう。

私達は度々「4元数学」(quad math)についてお話ししてきました。人間の意識を二元性から「新しいエネルギー」ヘと連れて行く助けとなる新しい洞察と新しい発見についてお話ししてきました。正しい時にその情報がやって来始めると言いました。あなた方の意識が変わるにつれて、科学的情報がやって来て、それを実証することになるでしょう。このことについて取り組んでいる科学者や研究者がいます。

一人の科学者/数学者がこのことについて本を書き、この前のレッスンの後に出版されています。(「新しい種類の科学」 スティーブン・ウルフラム著、ウルフラム・メディア) それはかなりの興味と議論を創り出しました。しかし、この本に含まれているその研究のエッセンスは、それは著者によって自費出版されたものですが、今主流への道を進みつつあります。それは、もし3つの要素があり、それぞれ異なったエネルギーを持っていれば、それに4番目のエネルギーが加えられるなら、それはある種の「新しいエネルギー」を創り出すということを示しています。その研究は自然のパターンがどのように創られ、それが「新しいエネルギー」の中でどのように創られうるかを示しています。それはまた各エネルギーの連鎖、そしてどのようにそれらが作用するかについて語っています。しかし、それはいつも4のエネルギーなのです。それはいつも他の3つに影響する一つの4番目の要素なのです。

これは今印刷されています。あなた方はそれについて読むことができます。それは私達がお話した4元数学の理解のちょうど始まりとなります。それは最初のステップなのです。他の研究者達はこのことを理解しようと、あるいは否定しようとするでしょう。これは、より科学的、数学的実証の口火を切るでしょう。

あなた方はそれをあなた方の生涯の中で見ているのです、親愛なる友たちよ。これはどこかエーテル界のことであるとか、あなたに影響を与えないことではないのです。あなたの生涯の中で見ていることなのです。あなたは、あなたの旅を証明しているものを見ているのです。

それまでは、二元性はしがみついて離れたくないのです。しがみついていたいのです。この証拠について、新聞やその見出しから見ることができます。二元性は死に物狂いでしがみつきたいと望んでいるのです。去って行きたくないのです。去って、殲滅され、忘れられたくないのです。それはそのアイデンティティにしがみつこうとしているのです。

そうです、確かに、二元性はそれ自体のアイデンティティを持っています。それ自体のヴァイブレーション(波動)を持っています。ある意味で、それはあなたによく似た、エンティティ(存在)のようなものです。しかし、あなた自身の経験からお分かりのように、二元性もまた疲れているのです。二元性は「新しいエネルギー」に変容する時であることを知っています。二元性は困惑して何をしていいのかわからず、ある部分はしがみつきたいと思い、ある部分では手放したいと思っています。何と美しいオーケストラでしょうか! 本当に美しいものです! このすべてがより高い高みと、より低い低みを、そしてより速いサイクルを創り出し、そのすべてが、大きな変化が起きていて、これからも起き続けることを示唆しているのです。

メタトロンが言ったように、二元性が最終段階に至るにつれて、あなた方の周り中の人々、種族、国々、政府に多くの騒がしい出来事が起きるのを目にするでしょう。それについてあなた方に、あなたの周りの世界で起きていることの動力学が本当に理解できるまで祈らず、瞑想せず、ビジョンを描かないようにお願いしました。低い塀の後ろにいて、二元性から「新しいエネルギー」への移行を観察してください。すると、あなたが何をすべきかわかるようになるでしょう。

あなたが目撃しているこれらのすべての出来事は適切なことなのです。二元性は自由になろうと望むのと、まだしがみつきたいと望む間で行ったり来たりバタバタしているのです。そのことはあなたの世界だけではなく、あなたの内側でも起こっています。それはあなたがアセンションの靴で歩いているときでさえ起きています。

あなたはこの同じ肉体の中に留まったまま一つの生涯から別の生涯へと移行しました。あなた方のほとんどの方は新しい生涯に渡ったとしても、なお同じ名前を持ち続けました。あなたは以前のアイデンティティの多くを保持しているのです。あなた方のある部分は手放したくないのですが、それでもまた別の部分では死に物狂いで手放したいと思っている部分もあるのです。あなたは自分自身の人生の中で葛藤と試練を目の当たりにしています。あなたにはしがみついていたいという願望と、それでも変わりたいという願望があり - それは興味深いエネルギーのドラマです!

あなたの周りの物事を見回してみてください。二元性の表情を見てみてください。過去の自分と思っていたものにしがみつこうとしている人々を見てください。それでもなお、その古いアイデンティティは彼らから、彼ら自身によって引き離されています。私達はあなた方の社会で入れ墨が流行しているのを見ると笑いを禁じ得ません。それは「私は自分のアイデンティティからどうしても離れたくありません。それで自分の身体にそれを印刷し、自分が誰だったか憶えていたいのです。私は自分のアイデンティティを手放したくありません。私はそれを自分の肉体と感情体の中に深く埋め込みたいのです」と言っているようなものです。

私達は人々が自分の衣服に印をして、衣装を個人化し、シャツに自分の名前を書いて個人化してさえ自分のアイデンティティを維持しようとしているのを見て笑ってしまいます。可笑しいと思っています。彼らは自分が何者か本当に知らないのでしょうか?(聴衆 笑)

しかしそうです、あなたは人々が彼らのアイデンティティを保持し続け、それにしがみつこうとし続け、しかしそれでも別の部分では死に物狂いに変化したがっているのを目にし続けるでしょう。この分裂はすべて「新しいエネルギー」に移行して行く上のプロセスの一部なのです。

このアイデンティティの変化はシャーンブラにとって大きな哀しみを引き起こします。私達はあなた方の非常に多くが今通り抜けている哀しみに胸を打たれます。これがプロセスの一部であるということを言って安心させる以外に私達のできることはほとんどありません。このように時々あなた方のところへ来て共に座り、あなた方の旅の理由をお話しする以外にできることはほとんどありません。このようにここにやって来て、あなたは一人きりではないことをお知らせする以外にできることはほとんどありません。今この空間には偉大な二つのエンティティ、ミカエルとメタトロン、そしてあなた方の道のりのこの休憩場所であなたを愛するために来ている多くの、本当に多くの者達で一杯になっています。

あなたの内面の哀しみはあなたが何かを失っているからです。あなたは自分だと思っていたものを失いつつあるのです。あなたは人間関係や仕事を失っています。そして健康を失っている人も何人かいるでしょう。あなたは自分だと思っていたものすべてを失いつつあるのです。私達にはその哀しみがあなたに深く影響していて、とてもそれが強いということが良く分かります。私達は、それは単にプロセスの一部であることを言うために来ています、親愛なる友たちよ。あなたは一人きりではないことを知ってください。

この哀しみは置き換えられることができます、でもあなたの思うかもしれないエネルギーによってではありません。ある朝目が覚めて、あなたが二元性の中で得ていた古い喜びに包まれることはないでしょう。完全性が現れてくるでしょう。完全性がやって来るでしょう。それは異なったタイプの感情となるでしょう。この新しい感覚を言葉で表現したいとさえ思わないでしょう。言葉には限定的過ぎるからです。それまでの間、私達はあなた方が通り抜けているものを知っているということだけは理解していてください。

あなたが教師として別の人の前に座るとき、彼らが通り抜けているものに共感と理解を持つでしょう。あなたはその変化を直接経験し終えているでしょう。あなたは彼らの手をとって、彼らの哀しみが理解できると、彼らが自分だと思っていたすべて、彼らがそうなるだろうと思っていたすべてが違っているものになるときに現れてくる哀しみが理解できると告げることができるでしょう。

親愛なる友たちよ、今は自分自身を信頼する時です。ミカエルは今日このことをシェアしにやって来ました。あなたは本当に多くの経験を「真理の剣」を内に携えてくぐり抜けてきました。今は自分を、そしてあなたの人生であなたに起こっているすべてを信頼する時です。たとえ配偶者が去って行こうとしてもです。あなたは自分自身を責めています。外面的には彼らを責めていますが、内面的には私達にはあなたが自分自身を責めているのが分かります。

あなたの人生では多くのことが起きています。あなたは一体自分は何者なんだろう、今自分は何をやっているんだろう、どうしてここにいるんだろうと不思議に思っています。おお、あなたは内面のレベルではとてもたくさんの疑いで一杯になっています。ミカエルは今日あなた方に自分自身を信頼するように、自分の神性を信頼するように、すべての物事は適切であることを理解し始めるように依頼に来ています。たとえそれが内面の壁が崩れ落ちるように感じるとしても。たとえあなたが自分であるものの織物がほどけてしまうような気がしても。

本当に、自分自身を信頼する時なのです。あなたは神性のエネルギーを携えています。本当に、あなたはあなた自身の「真理の剣」を携えています。自分自身を信頼する時です。あなたの人生で試練をくぐり抜けるとき、それが困難に見えても、メタトロンが言ったように、前進してください。あなたの教えを始めてください、あなたの仕事を始めてください。

ああ、わかります。私達には、「しかし、トバイアス、私は自分がどうすべきか、あまりよくわからないのです。私はそのサインを待っているのです」とあなた方が言っているのが聞き取れます。親愛なる友たちよ、「サインというものはないでしょう!」 そういうものが現れることはないでしょう。あなたは何かを待っています。それはそこに既にあるのです! 既にあなたの玄関ドアの前にあります。それは既にあなたの新しい家に引っ越ししています。既にそこにあります。あなたは、そこには責任というものが関わるので見たくないので見えないのです。あるいは、見えてはいるのですが怖くなっているのです。

シャーンブラの皆さん、あなた方は教師となることに同意した人達です。その教えを始める時です。もしその意味が、それがどのようなものか分からなければ、前回のレッスンでお話しした「アセンションの空白」に入ってみてください。静かにいてください。二元性を脇に置いて。それが聞こえてくるでしょう、あるいはそれを感じるでしょう、もしくは分かるでしょう。その答えは内側にあるのです。





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